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アルファロメオ ジュリアを買いました

何年ぶりかの自己所有。前の車もアルファロメオでした。

アルファロメオ ジュリアはいいぞ

ということで、MiToに乗ってた過去を懐かしく思いつつアルファロメオ ジュリアを買いました。

2Lのオーソドックスなセダンであるし、ATはZF社なので安心感がある(MiToはTCTでしたから)。高年式車がこなれてきているので中古車買うならマジで今です。アルファロメオ・ジュリアは2017年に2代目が日本デビューしてまして、現在のマイチェンモデルが2023モデルとなっています。

2025年~2027年のうちにはガソリン車を作らなくなるという話なので、ガソリン車のアルファロメオを買う最後のタイミングなのかもしれません。

どういう人に向いているか

アルファロメオ ジュリアが向いてる人。多分スポーツセダンが欲しい人は買うと幸せになれるはず。昔のアルテッツァやマーク2、スカイラインセダンが好きなら尚更。ATですがスーパー以上のモデルだとパドルシフトがついてきますし、結構これがしっかりしたAT制御でかなり遊べます。

FR4ドアセダンで重量配分は5:5と聞けばなんとなく良さげと思うはず。

ボディサイズは結構大きめですが、現行クラウンよりも全長は短く、現行スカイラインより全幅は小さめ。一つ前のエクストレイルくらいのサイズ感のセダンです。同じセグメントのBMWやメルセデスより買いやすい価格帯なのも良き。ドライバーからみる眺めは最近の「デジタルチックなモダンスタイル」からはちょっと離れたところにあります。

アルファロメオといえば赤。色に関しては限定モデルでいい色が他にもあったりするので探してみると良いでしょう。購入後すぐコーティングしておくといいです。どうしても赤は体色が激しいのとウォータースポットが目立ちますからね。

買うべきモデルと注意点

アルファロメオ ジュリアを買おうと思ったら、2020年位のモデルが一番オススメですが、2018年モデルが一番こなれていてマイナートラブルも出尽くしているので安心かもしれません。Tiやベースモデルではなく「スーパー」か「ヴェローチェ」を買いましょう。初期装備がかなり違うので「安いな」と思ってもトータルで満足できないことになります。

あとはインフォテイメントシステムが最新Verにアップされていない場合は、Android autoやCarplayが不安定になるので避けましょう。購入前に無償でやってくれ、と一言入れておくべきかなと思います。

燃費はDモードにすると9kmを切るくらい。Nモードだと高速道路ならうまく走れば15kmくらいは余裕で出ます。走りの方ですが2Lターボということもあり、これで十分という感じ。実にしつけのよくできたスポーツセダンに乗っているという感覚は、久しく忘れていたものでもあります。アルファロメオらしさはもはやデザインくらいなのですが、トータルバランスの「仕上げ」にはアルファロメオだからこそという感じがします。

弾けるサウンド、レスポンスみたいなものは正直無いのですが「運転の楽しさ」はまさにそこに存在しています。

ランフラットタイヤから普通のスポーツタイヤに履き替えるとそれはさらに。アルファロメオ ジュリア、細かい「あ、この瞬間がイタリア車だね」っていうものはありますがおすすめできる一台です。