SIMPLE

転職者に向けた本当に役立つ情報

会社代表を辞し転職活動をしたリアル 転職のマジをお伝えしたい

びっくりするくらい落ちる

転職活動を思い立ったのは3月。とりあえず有名なビズリーチとか、エンゲージ、dodaとかに登録をして「まぁ言ってもすぐに決まるだろう(ハナホジ」くらいの気持ちで転職活動を始めました。ビズリーチやdodaに登録すると転職エージェントが転職活動のサポートをしてくれるんですよね。自分の希望年収や働き方に合わせた求人を紹介してくれるのはマジで助かりました。あ、ビズリーチお前は違うけどな。エンゲージ、君はダメだ。

転職用の職務経歴書や履歴書は本機で作り込んだんですが、びっくりするくらい書類選考で落ちました。今までいろんな仕事をやってきて、それなりに表彰されたり評価されてきた過去が音を立てて崩れ去る感じ。自尊心は崩壊し、書類選考が落ちるメールがどんどん溜まっていくのは正直ヤバかったです。

数社社最終面接まで行くことが出来ましたが、書類選考は約100社落ちました。無印とか博報堂、サイバーエージェントにユニクロ。ライザップとか楽天。スクーやデロイトトーマツなど幅広く経営企画とかマーケティング職で応募しましたが全部撃沈しました。結果としてそれなりにデカい会社に就職することが出来たので、今の気持ちは書類選考で落としたとこ見とけよこんちくしょうです。

dodaのエージェント様、どうもありがとうございました。

転職で重視すべきポイント

労働環境と時間

コロナ以降、リモートワークが当たり前になったことで大手企業でも地方在住のまま、フルリモートで出来る求人が増えてきています。正直通勤時間というのは人生最大の無駄時間だと考えているので、自由時間を作りたい人はフルリモートの仕事だけを探すといいと思います。年間休日は120日以上無いと、年末年始や夏休みが極端に少ないと考えていいと思います。労働時間は未だに日本の悪しき習慣で9時から18時という時間が決められているところが多いですが、みなし労働時間でフルフレックスを採用している企業も割りとあります。

通勤に1日往復で1時間しかかけて無くても、年間240時間以上は無駄時間を過ごすことになるのでヤバいです。

年収

年収は転職前から「上げに行く」のが基本なんで妥協してはダメです。年収500万円くらいが日本人の平均年収をやや上回るので、まずはここを狙いにいくとベター。思ったよりも年収500万円以上を提示する企業は多いですが、超デカ企業になると逆に年収は安めに募集されてて闇。年収上限が打ち止めの求職も多いですが、ここで妥協するとしばらくその年収で働かないと行けないのでつらくなると思います。基本的にボーナス込の年収ではなく、ボーナス含まず・残業代含まずで年収500万を獲得する気持ちで探すのが幸せの第一歩。

月収の決め方も 基本給13万円+諸手当17万円の計30万円とかだとボーナスの基準額が基本給13万円から計算されるので要チェックポイントです。

年収500万は手取りベースだと約400万円程度になるので、月33万の手取り収入になります。これがボーナス込み年収だと手取りが25万くらいまで下がるのでキッツイ感じになります。二次面接くらいまでいったら希望年収は希望より1割増しくらいで伝えておくのがいいんじゃないかと思います。私はそうした結果、希望年収より高いオファーを頂き恵比寿様にお参りに行きました。

面接回数と試験

面接回数は2回から3回としているところが多いようですが、実際は増減があります。最初はカジュアル面談で、2回目から役員参加の面談になっているような求人票を探すといいのではないかと思います。そういうところは最初に会社説明や募集ポジションの説明があり、ミスマッチが起きにくいように考慮されています。WEB試験でSPIやMIKIWAMEを活用するところもあるので、転職活動前から対策をしておきましょう。長らく社会人をやっていると、即断で問題を解くという習慣がないので意外と回答に詰まる面が出てきます。

というか「知能の高い人ほど、問題を解答するのに時間がかかる」という研究が最近出たので、SPI試験考えたやつは永遠に反省して欲しいところです。大事なのは面接ですよ面接。面接はオンライン面接も当たり前になってきているので、スライドなんか作って面接に臨んでもいいと思います。面接で問われるのは、今までやってきた仕事で身につけたスキルに再現性があるかどうかです。

面接で受かるポイントは

  1. 持っているスキルに再現性があるか
  2. セルフスターターであることをいかに印象づけるか
  3. 多方面からの解答に一貫性がありブレていない

あたりなので、イメージトレーニングをしっかりすれば2次面接くらいまでは絶対に落ちないと思います。私は面接が決まった企業は、この3つのポイントですべて最終面接までいけたので間違いない。信じて。

転職活動前に

転職活動には思ったより時間がかかります。私の場合、去年10月から無収入だったので精神的疲弊と焦りが強く、本当にもう無理なんじゃないかくらいまで追い込まれました。収入が0になってから転職をするのはかなり難しいので、在職中にやりましょう。採用する企業側からも離職期間があると、よっぽどの理由がない限り書類選考で弾きたい様子。また現在転職を考えていない場合でも、有利になる資格は今のうちに取得しておいたほうがいいと思います。

私は会社経営をやってきたことくらいしか目立つものがないので、みなさまにおかれましては「資格取得」頑張っていただければと。